ガーミンのベルト交換の方法を動画解説で紹介!必要工具やできない場合の対処法は?
ガーミンのベルト交換が自分でできると知っていましたか?ネジピンやバネピンなど部品によって方法が異なるので、動画を参考に交換方法を説明します。ガーミン純正のベルトが古くなってきたりベルトループが切れたりしたら、自分でベルト交換してみましょう。
目次
ガーミンのベルト交換の方法を解説!工具やトラブル対応まで
日常生活はもちろん、運動時に活躍するガーミンのベルトは消耗しやすく、ベルトループが切れたり本体が傷んできたりします。
そういった時は気分を一新して、新しいバンドにしてみてはいかがでしょうか?
時計のベルト交換と聞くと難しそうと感じる人も多いのですが、やり方を覚えれば簡単に新しいものを付け替えられます。
今回はガーミンのベルト交換方法を紹介するのでご覧ください。
【動画】ガーミンのベルト交換の手順を紹介
今回、分かりやすい動画を参考に交換方法を説明していきます。
説明だけだと理解しづらい部分もあるので、動画を見ながら進めてください。
Instinctなどバネ棒式の交換方法
ガーミルのInstinctはバネ式のピンが採用されています。
最初はバネを押し出すのにテクニックがいりますが、構造はシンプルなので動画をよく見て挑戦しましょう。
動画で使用されているInstinctは電子コンパスと高圧時計を内蔵した、アメリカの軍用基準を満たしたものです。
高機能ながら、コストパフォーマンスが高い価格設定なためトレイルランや登山、スキーなど様々な場所で活躍しています。
①ピンをかん穴に差し込みベルトを取り外す
- クリップやSIMピンでバネを押し込む
- 左右両方を穴からずらしてからバンドを取り外す
ピンをバンドの付け根にある「かん穴」に差し込みましょう。
バネ棒ピンは名前通り、内部にバネが入っていて奥に押し込めるのでそのまま穴からピンをずらします。
左右同様に穴からピンを外すとベルトが外れます。
②新しいバンドに取り付ける
- バンドにピンをつける時は左右均等に
- 片方を差し込んでから指で押し込み滑り込ませる
まず、新しいバンドにピンを通します。この時、左右同じくらい先端が飛び出すようにバランス調整してください。
時計に取り付けるときはまず片方の「かん穴」にピンを差し込みます。
反対の先端を指で押し込み、滑らせるようにはめ込めば新しいバンドが取り付けられます。
ForeAthleteなどネジ式の交換方法
ForeAthleteなどの型番はネジ式のピンでベルトが固定されています。動画を参考に、ネジ式ピンの取り外し方を学びましょう。
ちなみにネジ式のピンが採用されているのは「ForeAthlete235J」や「ForeAthlete 225J」、「ForeAthlete910XTJ」「ForeAthlete245J」などです。
動画の時計は230Jという型番で、ガーミンの中でもマラソンウォッチとしての評価が高いモデルになります。
230Jと235Jの違いは心拍機能の有無で、235Jにのに心拍機能がついており、2019年に235Jの後継機として発売された「ForeAthlete 245/245music」もマラソンなどのロード競技愛好者に高評価です。
①ネジを緩める
- ドライバーは片方固定して回すと緩みやすい
- 片側が取れたら押し出して引き抜く
まずはピンを緩めましょう。
ピンの片方にドライバーを固定し、反対側を回してボルトを緩めます。
ボルトが外れた方からピンを押し込むと飛び出してくるのでそのまま引き抜いてください。
②上下を確認して取り付ける
- 取り付け時は上下に注意
- 仮押さえしてからドライバーで締める
新しいバンドを取り付けるときには、上下に注意しましょう。
基本的にはベルトループがついている方が上になります。
まずは長い方のピンをバンドと本体に通し、残った小さなボルトを反対側においてドライバーで絞めていきます。
指で押さえて仮押さえしてから2本のドライバーを使用すると上手く絞められます。
ガーミンのベルト交換に必要な工具
ガーミンのベルト交換にはいくつかの工具が必要です。
自分が使っているガーミンをよく見て、必要な工具を準備しましょう。
SIMピンやクリップ
SIMピンやクリップはバネ棒ピンを取り外す時に使います。
細い穴に刺してバネ棒を縮めるので細く真っ直ぐな金属棒が必要なのです。
ゼムクリップを使う場合にはビニールカバーされていないタイプを用意しましょう。
ドライバー
ドライバーはネジ式のピンを取り外す時に使用します。
ガーミンのネジには六角形の穴が空いたトルクスボルトが使われているので、使用するドライバーは「トルクスドライバー」という種類です。
両側から捻るので2本必要です。
ベルトとセットになった商品
ベルトと工具がセットになった商品もあります。
ベルト本体と交換のピン、交換に使う工具が一緒になっているのでわざわざ別に工具を準備する必要がなく非常にお手軽です。
セットについてきた工具は捨てずに取っておけば次にベルトを交換する時にも使用できます。
ガーミンのピンに使う工具はプラスドライバーなどとは異なり、日常で使うシーンが多くあるわけではありません。
たまにしか使わない工具を別途購入するよりは手軽でコストパフォーマンスも高いおすすめ商品です。
ガーミンのベルト交換ができない場合の対処法は?
ガーミンのベルト交換をしていると、ベルトのピンが外れないというトラブルが起こる場合があります。
そんな時は慌てずに、説明する対処法を試しましょう。
ピンの構造を理解して落ち着いて取り組めば解決するでしょう。
ネジが回らないときの対処法
- 片方のボルトが固すぎるとネジが回らなくなる
- ピンの空回りを抑えながら回すと外れやすい
ボルトはベルトの側面に開いた六角形の穴にすっぽりとはまっています。
なので、片方だけが強く締まっているとピンが空回りしてネジが緩まないという状況に陥ってしまいます。
そういった際はラジオペンチなどでベルト越しにピンを挟んで固定しながらボルトを緩めましょう。
ポイントはラジオペンチに力を入れるタイミングとドライバーを回すタイミングを合わせることです。
ピンが固定されていればボルトがしっかり回って取り外せるようになります。
傷が付きそうなら時計店へ持ち込む
- 時計販売店でベルト交換んしてもらえる
- 交換料金の相場は1,000円前後
無理やりベルトを外そうとすると、本体に傷をつけてしまう恐れがあります。
どうしても外れない時にはベルト交換を受け付けている時計店などに持ち込みましょう。
ベルト持ち込みによる交換の場合、1,000円前後で請負っている店が多いです。
ちなみに純正品を扱う専門店だけでなく、電池交換や販売を行っている店でもベルト交換を受け付けていることがあります。
近所に時計店が無い時は、ホームセンターや家電量販店にも問い合わせてみましょう。
ガーミンのベルト交換は自分で簡単にできる!
ガーミンのベルトは純正品はもちろん、互換性がある他メーカーの商品など色々なデザインが販売されています。
コツを覚えれば簡単に交換できるので、バンドが切れたりバンドループ部分、留め具などが壊れたりした時には自分で交換してみてはいかがでしょうか?
2019/12/16調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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