懐中時計はダサい？人気モデル19選と選び方も解説！【2024年最新】

懐中時計を携帯している人は腕時計ほど多くありませんが、未だ各メーカーで生産されています。

職業柄懐中時計が活躍しているケースも多く、選び方次第でおしゃれかつ便利に使えます。

この記事では懐中時計について徹底調査、アンティークものの選び方や普段使いにおすすめなモデルまで触れています。

懐中時計の歴史は腕時計よりも古く、17世紀頃から使われていました。

時計が携帯できるうえにかさばらず、ポケットや懐に入れて使用できることから英語で「Pocket Watch」と呼ばれています。

現在は腕時計やスマートフォンで時刻を確認するのが主流ですが、今でも愛用者はたくさんいます。

金属アレルギーでも時計を携帯できる利便性、ベルトループに引っ掛けて使えるファッション性、締めつけ感の無さから未だ人気です。

懐中時計はそのアナログなルックスからダサいといった意見もあります。

しかしレトロ感のある見た目や、職業によっては腕時計よりも使い勝手が良いことから愛用者も多いです。

ここで懐中時計の魅力を4つご紹介します。

懐中時計の最も大きな特徴はそのアナログな見た目です。

腕時計よりも歴史が古いので懐中時計はレトロなものが多く、クラシックなデザインが高級感を感じさせます。

またフェイスの大きさも腕時計より大きいので、装飾がより映えるのも特徴のひとつ。

ラグジュアリーさを演出できる風貌は懐中時計ならではの魅力です。

懐中時計は腕時計よりも大きく機械式モデルが多い分、価格が高いと思われがちです。

しかし懐中時計とは言っても、ソーラーやクォーツムーブメントを使ったリーズナブルなモデルも豊富。

腕時計よりもケースの大きさが幅広いので、ぴったりなものを見つけやすいです。

安いものでも数千円程度で高い精度のものが購入できます。

懐中時計はデザインも幅広く、ジーンズのベルトループやバッグの持ち手にぶら下げればファッションアイテムとして使えます。

コーディネートのポイントに使うのはもちろん、小さめサイズなら主張が強すぎずどんなスタイルにもぴったりです。

フタの有無によって見た目の印象も変わるので、自分の普段のコーディネートにあったものをセレクトしましょう。

懐中時計の選び方については下記の見出しを御覧ください。

懐中時計と腕時計の最も大きな違いはベルトがないことです。

懐中時計なら腕時計のベルトによる圧迫感がないので、金属アレルギーや皮膚の弱い人でも時計を携帯できます。

またバングルやブレスレットも自由に重ね付けができるので、手元のおしゃれを楽しみたい人には懐中時計がおすすめです。

懐中時計は種類もサイズも多いため、自分にぴったりのものを選ぶのは至難の業です。

そこで懐中時計を選ぶときはデザインやケースサイズの他、メンテナンスの有無やケースのタイプを考慮しましょう。

以下に懐中時計を選ぶ時のポイントをまとめました。

懐中時計も腕時計と同じく、一度買ったらメンテナンスをして長く使い続けるものです。

世代を超えて半永久的に愛用できるものが欲しいなら、メンテナンス費用はかかっても確実に動かせる機械式をおすすめします。

懐中時計は腕につけないので、自動巻きではゼンマイが巻ききれないことが多くほとんどが手巻き式です。

手巻き式は自動巻きよりもパーツ数が少なくオーバーホールしやすいので、修理費用も比較的安め。

一方現在主流のクォーツやソーラーは電池が切れたら動きませんが、定期的なメンテナンスが不要な点がメリット。

メンテナンスにどのくらい費用がかけられるかもムーブメントを選ぶポイントです。

懐中時計はケースサイズが幅広く、そのぶんデザインも豊富です。

フタやリューズの形状によっても見た目の印象が違ってくるため、シーンやコーディネートに合わせてぴったりなものを選びましょう。

ビジネスや仕事で使うなら、高級感よりもフタのないオープンケースでシンプルなデザインがおすすめです。

パーティーやファッションに使いたい場合はやや大きめで主張が強いデザインだと、シンプルな服でもワンポイントになっておしゃれに決まります。

懐中時計のサイズは主に5種類あり、一番小さいもので腕時計のレディースと同じくらいのサイズ、大きいものだとポケットにギリギリ入る程度。

大きいものだとサイズはもちろん重量も重たくなるので、ポケットや懐に入れるなら小さいサイズが無難です。

しかし大きいサイズほど華やかな装飾が施されているものが多いので、バッグにつけたりチェーンでぶら下げるときはある程度大きいほうが映えます。

懐中時計はフタがあるハンタータイプとフタのないオープンケース、ケースが透けているスケルトンタイプがあります。

機械式の懐中時計は中の機械が見えるスケルトンタイプが多く、ひとつひとつのパーツが動く瞬間を見られます。

レトロな懐中時計ならではのメカニックさを取り入れたいなら、機械式かつスケルトンタイプが断然おすすめです。

気軽に懐中時計を使いたい、初めて購入するならば、価格が安く定期的なメンテナンスが必要ないクォーツがおすすめ。

ここでは電波受信やソーラー、クォーツタイプの懐中時計をご紹介します。

懐中時計が最も多く使われるのは鉄道です。

現在でもJRの運転席の脇には懐中時計を入れる溝があり、腕時計ではなく懐中時計を愛用している運転士も数多くいます。

ここでは鉄道時計として活躍した中古品や記念モデルをご紹介します。

明治から昭和中期、懐中時計が主流の時代はすべて機械式ムーブメントでした。

そのため懐中時計を選ぶなら機械式が良いという意見も多数あります。

ここでは2個めの懐中時計購入におすすめな機械式かつ5万円以内で手に入るコスパの高いモデルをご紹介します。

ここでは腕時計でも人気の高い高級ブランドのアンティーク懐中時計をご紹介します。

どれも現在まで人気の高いものばかり、レアなモデルも紹介しているので、貴重な懐中時計が見たい人は必見です。

懐中時計は歴史が古く、アンティーク市場も人気です。

アンティークの懐中時計を選ぶなら、偽物や質の悪いものを避けるために下記のポイントを注意しましょう。

オーバーホール済と表記されていても、原価を大きく下回っていると判断できる価格の懐中時計は避けましょう。

正当な価格は原価を上回った上で、オーバーホール料金やメンテナンス代を含んでいます。

あまりに安すぎる懐中時計は、その機械に合ったパーツが使われていない、外観だけむやみに磨かれたものなど雑なメンテナンスが行われてきた可能性があります。

アンティークだからと不良品を買わされないよう、価格には十分注意して選びましょう。

懐中時計にはコピー品や偽物、模造品も数多く存在します。

古い時計は塗装や素材の劣化があるためコピー品に気が付きにくいですが、明らかに安すぎるものは避けたほうが無難です。

とくに「お宝」や「掘り出し物」と書かれたものは誇張表現している可能性も高いので、購入する場合は注意しましょう。

ケースの破損によって中身だけ移し替えた、無理やり腕時計にした懐中時計の改造品にも注意が必要です。

とくにロレックスやIWCなど老舗有名メーカーの懐中時計で多く作られており、リューズの位置や機械の固定が不安定など今後の動作に問題がある作りがよくみられます。

ケースとムーブメントは一致してこそ時計の機能を発揮するので、安価で作られた改造品には手を出さないようにしましょう。

修理に出しても断られるケースがほとんどなうえ、正しく作動する確率は低いです。

一般的に時計が普及したのは1900年代に突入した頃で、それ以前の時計は特別階級の人しか手に入らないぜいたくな品物でした。

そのため1900年代以前のものは装飾がきらびやかで見た目がゴージャスなものが多いです。

しかしそういった古すぎる懐中時計は中身のムーブメントの性能が今よりもかなり低く、使える時計としての価値はあまりありません。

見た目だけ良ければいいならば購入しても大丈夫ですが、きちんと動く、使えるものが欲しいならば古すぎる時計は避けましょう。

懐中時計は腕時計の締めつけ感や金属素材によるアレルギーから開放されるため、今なお人気のアイテムです。

チェーンやフックを使えばファッションとしても使えて優秀。

おしゃれなデザインを見つけて、コーディネートに取り入れてみましょう。

クラシックなデザインが多いので流行り廃りなく使えるうえ、バッグやポケットなど着ける場所で印象が変わります。

2021年9月17日調査