7S26(セイコームーブメント)の精度や付き合い方は？4R36との違いも解説！

セイコーは多くの腕時計を取り扱っていますが、セイコーのムーブメントは優れていることでも人気が高いです。

セイコーのムーブメントの中でも7S26は特に注目度が高く、多くの腕時計に採用されています。

どのようなムーブメントかご紹介しますので参考にしてください。

7S26のムーブメントは素晴らしいムーブメントと注目されていますが、どのようなムーブメントなのかご存知の人はやはり少ないです。

ムーブメントは時計の心臓部分といっても過言ではないパーツです。

どのような性能を誇っているのかご紹介しますので、良い腕時計選びをしたい人はぜひチェックしてみてください。

7S26は毎時21600振動ですが、馬力があるムーブメントなどでは36000振動などがあるためやや少ない印象に感じる人もいます。

しかし、ムーブメントもバランスが大切で、7S26の21600振動はムーブメントの中でもバランスが取れている数字です。

耐久性や精度が高いムーブメントとして人気があります。

7S26の精度は高く、日本の技術の高さを伺うことができます。

精度保証は-20～+40秒までの範囲とされていますが、ここまで大きくずれるという事はありません。

長年使ってもあまりズレないという印象を感じるので、高い精度を誇っているといえます。

7S26のパワーリザーブは約40時間程度となっています。

この点を考えると、およそ1日半以上使い続けることが可能です。

パワーリザーブはムーブメントによっては90時間などがありますが、毎日使うことを考えると40時間のパワーリザーブでも何も問題ないといえます。

パワーリザーブも長時間の7S26は耐久性も優れています。

ムーブメントによってはちょっとしたことでも壊れてしまい、時差が生じてしまう場合も少なくないといえます。

しかし7S26は耐久性に優れており、ちょっとしたことでは壊れないためズレる心配も少ないです。

時計をしっかりと使いたい人は手巻きのムーブメントにこだわる人が多いのですが、7S26は手巻きのムーブメントがありません。

もちろん手巻きでなくていいという人からすればあまり気にならないポイントかも知れませんが、好みが多少分かれる点ではあります。

7S26のムーブメントの日付設定は慣れない間は難しいと感じるかもしれませんが、慣れたらすぐに設定が可能です。

リューズの押し引きや回す方向を意識する必要がありますが、慣れたら苦に感じませんので、少しずつ慣れていくようにしましょう。

セイコーの7S26は高性能なムーブメントとして知られていますが、7S26は4R36のムーブメントと比較されることが多いです。

次は4R36と比べてどのような違いがあるのかご紹介しますので、ムーブメントの性能の違いについて知りたい人は参考にしてください。

4R36と7S26はどちらもセイコーの腕時計に搭載されていることが多いです。

手巻きの点で見ると4R36は手巻き可能ですが、7S26は手巻き機能がありません。

そのため、好みが分かれやすいので、手巻きがいい人は4R36、高性能で自動巻きのムーブメントがいい人は7S26を選びましょう。

ムーブメントでは他の秒針ハック機能をチェックする人が多いです。

秒針ハック機能とは、秒針を一時的に停止させることによってより時間を正確に設定することが可能な機能のことを指します。

4R36は秒針ハック機能が搭載されていますが、7S26は搭載されていないのでこの点を区別して選ぶようにしましょう。

機能面で考えると、秒針ハック機能や手巻きができるムーブメントであることから4R36がすごいと感じる人も多いです。

しかし、7S26は精度が高い上に価格もリーズナブルなため、コスパに優れているムーブメントといえます。

7S26はコスパに優れたムーブメントとしても有名ですが、セイコーの人気モデルに多く搭載されています。

どのようなモデルに7S26が採用されているのかご紹介しますので、7S26のムーブメントが搭載された腕時計を選びたい人は参考にしてください。

7S26(セイコームーブメント)搭載のモデルのおすすめモデル4選を表にしましたので、ご参考にして下さい。

時計を長持ちさせるためには、やはり定期的に掃除を行うだけでなくオーバーホールを行うのが好ましいです。

7S26をオーバーホールした際にはどのくらいの料金になるのかご紹介しますので、時計を長く愛用したい人は参考にしてください。

松野時計店は静岡市にある時計修理店ですが、アンティーク時計などの修理を手掛けています。

実際に松野時計店のブログでも7S26のムーブメントをオーバーホールしたときの感想が挙げられていますが、高精度な作りはオーバーホールも大変と挙げています。

パッキン交換や防水検査を含めて9,000円程度が相場です。

五十君商店は時計修理専門店の中でもかなり有名で、オーバーホールを依頼する人もかなり多いです。

経験数が圧倒的に多いため、高い精度でのオーバーホールを受けることができるのですが、7S26のオーバーホールの料金は五十君商店の場合は16,000円程度です。

費用はややかかりますが安心できる場所に出したい人におすすめといえます。

セイコーの正規メーカーで購入する人も多いのですが、正規メーカーでオーバーホールを行う場合もやや高額です。

腕時計のランクにもよりますが、7S26のオーバーホールの金額は1万円から3万円の範囲内になります。

しっかりとした会社でオーバーホールを行いたい人にはおすすめです。

7S26は機能性に長けているムーブメントですが、価格がお手頃であることからコスパに優れているムーブメントとして注目を集めています。

セイコーの高い技術がたくさん詰まっていますので、コスパに優れた腕時計を購入したい人は7S26が搭載された腕時計がイチ推しです。

2020年11月6日調査