CTL1616(ボタン電池)の互換性や交換について紹介!寿命や価格も解説!
ソーラー充電ができる腕時計には、二次電池と呼ばれる「充電して使える」ボタン電池が使われています。その中でも、CTL1616はG-SHOCKなどに使われている比較的メジャーなボタン二次電池です。今回はCTL1616の互換性や交換方法、最安値などを解説します。
目次
CTL1616(ボタン電池)の互換性や交換について紹介!価格についても徹底解説
CTL1616は一見普通のボタン電池ですが、実は一般で市販されているボタン電池とは全く異なる用途で使われています。
CTL1616は簡単に説明すると「何度も充電して使えるボタン電池」です。
その仕組みはソーラー充電などが搭載された腕時計によく活用されています。
今回はそんなCLT1616がどんな電池なのか、特徴や二次電池と一次電池の違いを見ていきましょう。
自分で購入・交換できるのかも解説しているのでCLT1616の電池交換を自分でしてみたいという方にも必見です。
CTL1616(ボタン電池)の特徴や互換性を解説
まず最初に、CLT1616という電池がどのメーカーから発売されているのか、二次電池という種類の特徴はなんなのかを見ていきましょう。
電池の寿命や互換性などが一般的なボタン電池とは違うので、特徴を押さえておけば今後のCLT1616の取り扱いに役立つでしょう。
CTL1616はパナソニック製の二次電池
CTL1616はパナソニックが販売している二次電池の一種です。
二次電池とは、電池内の電力が無くなっても充電することで繰り返し使用できるタイプの電池を指す総称で、ソーラー充電式の腕時計などに使用されています。
CTL1616が使われている有名な腕時計にはカシオ社のG-SHOCKタフソーラーなどが挙げられます。
CTL1616の寿命はどれくらい?
CTL1616の寿命はメーカー情報でも正確な数値は公開されていません。
しかし、経済産業省の「蓄電池戦略プロジェクトチーム」の調査では一般的なリチウムイオン二次電池の寿命は6〜10年、充電可能回数は3,500回程度とされています。
CTL1616はコイン型リチウムイオン電池なので、おおよその寿命は上記と同じくらいだと予想できます。
CTL1616の互換性
CTL1616には互換性のある電池は存在しませんのでCR1616という一次電池が同じサイズなので代替品として交換している人もいますが、電池寿命が数ヶ月程度しか持たずコストパフォーマンスが高くありません。
CTL1616の代替品にCR1616を使用していると時計自体の故障に繋がる恐れもあるので使用はおすすめできません。
一次電池と二次電池の違い
私達が日頃使用している電池は化学電池というカテゴリーの「乾電池」です。
その中でも特に身近な乾電池が、使い切りタイプの一次電池です。
一次電池は、内部で起こる電力を生むための化学反応が元の状態に戻らない非可逆的反応となっています。
そのため、放電した後に再利用することはできません。
一方で二次電池は可逆的反応という化学反応が利用されています。
これによって、電池が切れても外部から電気エネルギーを与えることで繰り返し利用することができます。
CTL1616(ボタン電池)の交換方法を紹介
CTL1616の寿命がきたら電池交換が必要です。
今回は自力で電池交換をする方法と、メーカーや販売店に依頼する方法の2つについて解説します。
自力で交換する場合
CTL1616は自分で交換することも可能です。
今回はCLT1616がよく使われているG-SHOCKを例に挙げて交換方法を解説します。
- 精密ねじを使って時計の裏ふたを外す
- 基盤を覆っているゴムカバーを剥がす
- カバーの「ショート」についての注意書きを読む
- 金属カバーの引っかけを細いピンや楊枝で外す
- 電池を交換して「ショート」させる
- 金属カバーをつけ直す
- ゴムカバーの向きに注意して戻す
- 蓋を閉じて精密ネジで固定する
CTL 1616の電池交換は基本的には、カバーを外して電池を取り替える、という一般的な交換方法と一緒です。
ただし、ショートさせるという指示があった場合には、電池と外部の金属を金属の棒で同時に触れて電気を通しましょう。
ショートにはクリップをU字に開いたものを使う方法がオススメです。
ただし、腕時計の電池交換は非常に繊細な機器を扱うため、やり方を間違えたり内部を破損してしまったりすると故障に繋がる恐れがあります。
また、G-SHOCKなどの防水機能が搭載された機種については裏蓋を開いた際に、本来の防水機能が失われてしまう場合もあります。
自力で電池交換をする際には、取扱いに十分注意し、自己責任で行いましょう。
メーカーに交換を依頼する場合
メーカーに交換を依頼する場合、直接メーカーの修理申込先に送付するか、販売店へ持ち込んで送ってもらうか、どちらかの方法となります。
購入した販売店ではない別の時計店や、時計の修理受付を行っている販売店でも交換を受け付けている店舗があります。
近所の腕時計取扱店を探してみましょう。
CTL1616(ボタン電池)の価格は?最安値はどこか調べてみた
CTL1616はインターネット通販で購入できます。
では、実際に買う時にはいくらくらいの予算を考えれば良いのでしょうか。
独自の調査で販売しているショップや最安値をまとめました。
CTL1616の平均価格は?
インターネット通販で購入できるCTL1616の価格は平均1,460円(税抜)でした。
ネット購入の場合はこの価格に送料が追加される場合も多いので販売価格と送料を比較して一番安い購入サイトを探してみましょう。
最安値で購入できるショップは?
店舗 | 価格 | 商品リンク |
---|---|---|
Amazon | 1,342円(税込) | - |
楽天市場 | 1,265円(税込) | 楽天(¥1,265) |
2021年9月現在では、CTL1616を最安値で購入できるサイトは楽天市場でした。
とはいっても、最安値と平均価格の違いはほんのわずかです。
CTL1616を購入する際には、最短の配送予定日や送料をよくチェックして本当に最安値のショップで購入した方がお得なのか分析しましょう。
メーカー別の販売状況
国内メーカー | CTL1616 |
---|---|
パナソニック | △ |
マクセル | ー |
ソニー | ー |
富士通 | ー |
東芝 | ー |
三菱 | ー |
CTL1616はパナソニックの純正商品なので、パナソニック以外のメーカーでは販売されていませんでした。
また、パナソニックでも販売対象は「事業者向け」に限定されており、一般市販品は作られていません。
CTL1616はホームセンターや家電量販店で購入できる?
CTL1616はパナソニックが事業者に対してのみ販売を行っています。
一般市販品は作られていないので、ホームセンターや家電量販店での購入は難しいでしょう。
CTL1616が欲しい時にはインターネット通販のサイトを利用しましょう。
CTL1616(ボタン電池)の交換は自己責任であることに注意しよう
CTL1616は何度も充電できる二次電池です。
一般市販されているボタン電池とは異なり、事業者向けの電池なので通常はメーカーや量販店では購入できません。
もちろん電池さえ手に入れば、自力で腕時計の電池交換をすることは可能です。
ただし、腕時計の内部はとても細かな機械が入っています。
油分や水分にも弱いので、取扱には十分に注意してください。
CTL1616を購入して電池交換をするときには自己責任で、自信がない時にはメーカー、量販店への依頼をオススメします。
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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