ルミノックスの電池交換のやり方や方法は？店舗に頼む場合の価格も調査！

スイスのミリタリーウォッチメーカーとして名高いルミノックスは、過酷な環境における仕事やアクティビティをサポートしてくれる腕時計を数多く輩出しています。

ルミノックスを使用しているときに注意したいのが電池切れです。

実際に電池が切れてしまったときはもちろんのこと、いざという場面で困らないように早めの電池交換をしておきたい人もいることでしょう。

今回は自分でルミノックスの電池を交換する方法や、修理店で交換するときに知っておくと役立つ情報を整理していきます。

ルミノックスの腕時計の電池交換をする際には、2つの道具を使用することになります。

裏蓋のネジを外すための小型ドライバーと電池を扱うためのピンセットです。

後は交換用の電池を用意すれば電池交換を実施することができます。

 電池交換については内部の機械を傷つけないように、あくまで自己責任で取り組みましょう。 

最初の工程ではルミノックスの腕時計の裏側にある蓋を取り外します。

小型ドライバーでネジを回したうえで外すことになりますが、取り外したネジを失くさないように注意してください。

裏蓋を外すときにパッキンも取れてしまうことがあります。

ルミノックスはミリタリーウォッチということで、防水仕様になっているモデルがほとんどです。

パッキンは防水機能の要なので、外れてしまったときは元の位置に戻すことを忘れないでください。

裏蓋を外し終えたら、いよいよ電池を交換することになります。

交換用の電池については数百円程度で購入可能です。

ルミノックスのモデルによって使用している電池が異なるので、モデルに適合した交換用電池を用意しましょう。

交換する際にはまずピンセットで電池カバーを外します。

電池カバーの側面をピンセットで軽く持ち上げるのがコツです。

カバーが外れた後の電池も同様に持ち上げてから取り外してください。

古い電池を腕時計の内部から取り除いたら、いよいよ新しい電池をはめ込む作業に移行します。

ルミノックスの腕時計は電池をはめる箇所にバネが付いていることが多いので、電池を挿入するときはバネを軽く押し込む形で行うとスムーズです。

ボタン電池は側面と底面でプラスとマイナスが分かれています。

そのため、ピンセットで側面と両面に触れてしまうと、電流が流れて電力を消費してしまう点に注意しましょう。

挿入するときには側面だけを、押し込むときは底面に触れると電力を消費せずに済みます。

新しい電池を入れ終えたら、裏蓋を含めた各パーツをもとの形に戻していきましょう。

電池を覆っていたカバーはもちろんのこと、パッキンが外れていたのであればそれももとの位置に置いたうえで上蓋を締めてください。

ネジを締めるときは1つのネジを締め終えてから次のネジに移行するよりも、たすき掛けの要領で複数のネジを締めていった方が、裏蓋のブレを抑えることができます。 

セルフで電池交換をする手間を省きたい、プロの手で電池交換して欲しいといった場合は、時計修理店や正規店でルミノックスの電池を交換してもらうことができます。

各修理店の価格や特徴をまとめたので、電池交換の際の参考にしてください。

ルミノックスを正規店や一般の時計修理店に依頼するのであれば、費用やサービスについて調べる必要があります。

料金が高めの修理店は手厚いサービスを提供してくれる一方、シンプルに時計交換のみを実施している修理店も存在するため、ニーズに合わせて使い分けましょう。

最初に紹介するのはルミノックス公式の電池交換に関する費用です。クォーツモデルのスタンダードメンテナンスでは、正規価格が9,000円からとなっており、割引価格はその半額です。

スタンダードメンテナンスでは電池交換だけでなく、防水テストや磁気抜き、各種点検を同時に実施してくれます。

ルミノックス公式の特徴は、製造元ならではの手厚いサービスです。

価格については電池交換のみを実施する時計修理店より高額な傾向にありますが、サービス内容は群を抜いています。

最も基本的なスタンダードメンテナンスだけでも、消耗品交換や防水テストといったサービスが含まれているのが特徴です。

さらに上のメンテナンスであるコンプリートメンテナンスという項目では、内部や外装の洗浄、タイミング調整をしてもらえます。 

続いて紹介するのが時計修理店のドクターウォッチです。

ドクターウォッチはルミノックスをはじめとした各ブランドの時計修理や電池交換を実施しています。

価格についてはルミノックスのモデルによって異なっており、リストライトタイプのモデルは他のモデルよりも料金が高めに設定されてる点に注意しましょう。

ドクターウォッチは電池交換のみのメニューでも、内部の汚れや回路などの状態をチェックしてくれます。

電池交換以外のサービスとしては、防水検査や点検セットなどのメニューがあるため、必要に応じて利用するのがおすすめです。

また、ドクターウォッチはルミノックスのオーバーホールにも取り組んでおり、パーツ洗浄や交換、組み立てをプロの手に委ねることができます。 

3つ目に紹介する夢工房は、ルミノックスをはじめとした幅広い種類の時計を修理した実績がある修理店です。

電池交換については基本的に2,000円から請け負っており、防水テストを付けると5,000円から受け付けています。

通常の電池交換メニューでは防水テストを実施しないので、防水機能の有無を確かめておきたいときはチェックを受けた方が良いでしょう。 

夢工房は千葉・神奈川・東京・埼玉に13店舗存在しており、時計だけでなく洋服やスマートフォン、傘などの修理修繕を請け負っている修理店です。

ルミノックスについては電池交換や防水テストだけでなく、ベルト調整やオーバーホールといったメニューも用意しています。

電池交換だけなら15分程度で終えることもあるスピード対応も特徴です。

南雲時計店でルミノックスの電池交換を依頼する際は、モデルごとに費用が異なる点に注意が必要です。

価格としては200円しか変わりませんが、その他の修理を並行して依頼する場合、モデルの違いが費用に大きく影響することがあるので注意しましょう。

電池交換のメニューには防水テストと磁気抜きも含まれているため、他の修理店に比べると費用が高く設定されています。 

南雲時計店は修理やオーバーホールに定評がある時計専門店です。

店主自らが毎年ドイツで修業を積み、最新の技術で時計修理にあたっています。

ルミノックスについても電池交換だけでなく、裏蓋や文字盤、針、バネ棒など細かな点まで修理を請け負うほどの徹底ぶりです。

時計修理店やルミノックス正規店で電池交換をしてもらうとき、防水検査を受けるか迷うという声を耳にします。

防水検査とは防水機能が正常に働いているかチェックすることです。

ルミノックスはミリタリーウォッチとして高い評価を得ており、防水機能が付いている点がルミノックスを選ぶポイントになることがあります。

端的にいうならば、防水機能を必要としない場面限定でルミノックスを使うのであれば防水検査をする必要はありません。

スキューバダイビングや水上スポーツに耐えられる防水機能も存在し、ルミノックスのモデルの中にも採用されています。

こういった場面で使用するルミノックスのモデルならば防水検査の意味がありますが、濡れることを想定した使い方をしないなら、防水検査を受けなくても問題ないことがほとんどです。 

防水検査を受けると決めた場合は、基本的に電池交換と同じタイミングで行うことを推奨します。

防水機能は日常生活の中で突如失われるものではありません。

ただし、毎週のように海に潜る、過酷な環境でルミノックスを酷使する場合は、時計のメンテナンスと同時に防水検査をしておいた方が安全を担保できます。

ルミノックスのモデルの中には、ミリタリーダイバーズモデルと称した腕時計が存在します。

500M防水機能やライトテクノロジーなど、光が届かない海の中で使用するのが目的のモデルです。

こうしたモデルを活用する可能性があるスキューバダイビングや、防水仕様が必要な水上スポーツを趣味や仕事にしている人は、ルミノックスのモデルを電池交換するときに防水検査を受けた方が良いでしょう。 

高級クォーツウォッチは電池交換だけでなく、定期的な修理やオーバーホールなどのメンテナンスが必要です。

電池交換だけでなく防水・電子回路の検査や研磨などを割引価格で提供する店も多く、大事な時計が見違えるほど美しく生まれ変わります。

そこで今回はRichWatch編集部がおすすめする、腕時計の電池交換店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、交換の料金をチェックして納得のいくメンテナンス業者を選びましょう。

腕時計の電池交換のおすすめ店を比較表にしてまとめました。

なお、お店によって料金やメニュー内容が異なるため、腕時計の状態に合わせてチョイスするのがポイントです。

千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。

メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。

メーカーや腕時計の状態によって差があるようです

オーバーホールなどのついでに電池交換される方が多いので電話もしくはサイト内問い合わせから相談が必要です。

定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。

千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。

下記リンクにて無料宅配キットを申し込むと梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。

追加料金なしの安心見積もりが魅力のリぺスタは、ロレックス・オメガなど外国産だけでなくセイコー・シチズンなどの国産ブランドが得意なお店です。

豊富な修理経験を誇るリぺスタは、ホームページに掲載のないブランドや他店で断られたメーカーの見積もりにも対応しています。

腕の良い職人が手掛けるオーバーホール&電池交換なら、思い出の古い腕時計が新品同様に蘇ります。

時計修理工房なんぼやでは、信頼性の高い日本製（SONY製）の電池を使用して電池交換をしてくれるので安心して任せることが出来ます。

関東を中心に54店舗展開している「なんぼや」に直接持ち込んで依頼することも可能です。

リぺスタでは見積もり時に内部をくまなく調査し、湿気や回路の不良を丁寧に見極めてくれます。

クォーツ時計は電池交換だけを行っても、時間が遅れるなどの不具合が現れやすいため、数年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。

国産ブランドやカルティエなどのクォーツモデルは、オーバーホールと電池交換で2万円台からと良心的な価格が魅力です。

リぺスタは50万円を超えるような、高級クォーツモデルの修理例が豊富です。

国家資格である1級時計修理技能資格をもつ職人が多数在籍し、各職人が得意なブランドやメーカーの修理を担当します。

リぺスタの得意分野に特化した分業体制は、顧客満足度の高さにつながっています。

修理・電池交換の見積もり依頼は、リぺスタ公式サイトからスマホだけで完結します。

申し込みフォームは非常にわかりやすく、スマホ操作が苦手な方でもスムーズにできるでしょう。

もう動かないとあきらめているクォーツウォッチをお持ちなら、一度リぺスタで無料見積もりを依頼してはいかがでしょうか？

外国ブランド修理のプロフェッショナルのシエンは、最短で3週間という業界屈指のスピーディーな納期が特徴のお店です。

”新品仕上げ”に自信があるシエンは修理とは別の職人がポリッシュを担当、別料金ながら電池交換と一緒に依頼する方が多いです。

気になる修理体制は元ロレックスの技術者や有名メーカー出身者など、腕時計に精通した職人が揃っています。

海外ブランドの電池交換を数多く手掛けるシエンでは、オーバーホールと電池交換のセットが一番人気です。

シャネルやカルティエなどの人気ブランドに代表される、舶来クォーツの修理に定評があります。

見積もり時に腕時計の状態をきちんと説明してくれるため、納得して電池交換を依頼できます。

シエンの得意ブランドはどちらかというと舶来ブランドです。

修理を手掛けるメーカーの幅を広げずに、海外製のブランドなど普遍的な価値をもつ腕時計に特化することで、より高い精度での修理・電池交換を目指しています。

サイトの使いやすさにこだわるシエンでは、修理依頼時の手順を写真付きで解説しています。

宅配修理が初めての方にもわかりやすいと評判です。

大切な腕時計を腕の良い職人に頼みたい、レベルの高い新品仕上げを依頼したい方は、ぜひシエンの無料見積もりを利用してみましょう。

ここからは、腕時計のオーバーホールと一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。

扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。

ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円～5,000円です。

高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。

腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。

おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円～、ミネラルガラスが10,000円～、 サファイヤガラスが15,000円～です。

「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。

研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。 

電池交換と一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。

修理店に電池交換を依頼する際は、郵送の可否をあらかじめ確認するとよいでしょう。

いつまでも大切に使っていきたい腕時計だからこそ時を止めたくはありません

信頼する店舗を探してなんでも相談できるパートナーを見つけましょう。

ルミノックスの腕時計を電池交換したいときは自分で交換するか時計修理店に依頼するか判断することになります。

自分で修理するのであれば工具や交換用の電池を用意したうえで、時計内部の機械を傷つけないように行ってください。

時計修理店での電池交換の際は、各修理店の特徴や費用を比較したうえで、ニーズに合った店舗に依頼することが重要です。

スキューバダイビングをはじめとした防水機能が必要な環境でルミノックスを使用する人は、電池交換のタイミングで防水検査をしておきましょう。

2020年11月25日調査