ガーミンの電池・バッテリー交換の費用全まとめ!自分で交換する方法も解説!
今回はガーミンのバッテリーの減りが早くなったなと感じた方に向けて、電池交換にかかる費用を調べてきました。他にも普通の腕時計の電池交換よりもやり方は難しいですが、ガーミンのバッテリー交換を自分でやる方法についても動画を交えて紹介しています。
目次
ガーミンの電池・バッテリー交換の費用は?
ガーミンウォッチは健康管理や運動量の計測が行え、日常からスポーツシーンまで活躍してくれる、様々な機能を搭載した人気のウェアラブル端末です。
しかしガーミンを日常的に使っていると数年で劣化が始まり、ガーミンウォッチを愛用している人ほど、バッテリーが劣化した時に頭を抱えてしまうと思います。
今回はガーミンのバッテリー交換にかかる費用をまとめてみましたので、「最近ガーミンのバッテリーの持ちが悪い」と感じる人は御覧下さい。
ガーミンの電池・バッテリー交換の費用全まとめ【公式】
ガーミンウォッチはガーミンフォアアスリート235Jや935といったモデル別に修理などの金額が決まっていて、バッテリーの交換も修理対応という事になっています。
中にはモデル別一律の修理料金プラス送料という金額で、新品が購入できる程高額になる物もありました。
修理費用をわかりやすく一覧にしましたのでご覧ください。
ガーミン ランニングモデル修理費用
モデル名 | 税抜き価格 |
---|---|
ForeAthlete945 | 19,500円 |
ForeAthlete935XTJ | 14,100円 |
ForeAthlete735XTJ | 15,600円 |
ForeAthlete645 Music | 15,600円 |
ForeAthlete645 | 15,600円 |
ForeAthlete630J | 15,600円 |
ForeAthlete245 Music | 16,900円 |
ForeAthlete245 | 15,600円 |
ForeAthlete235J | 15,600円 |
ForeAthlete230J | 14,100円 |
ForeAthlete220J | 12,800円 2020/9/30修理サービス終了予定 |
ForeAthlete35J (各色同一) | 11,500円 |
ForeAthlete10J (各色同一) | 9,800円 2020/12/31修理サービス終了予定 |
ForeAthlete920XTJ | 14,100円 2020/12/31修理サービス終了予定 |
修理サービス終了 |
---|
・ForeAthlete910XTJ ・ForeAthlete610 ・ForeAthlete410 ・ForeAthlete210 ・ForeAthlete110 ・ForeAthlete405 ・ForeAthlete305 ・ForeAthlete205 ・ForeAthlete301 ・ForeAthlete201 ・ForeAthlete101 ・ForeAthlete50 ・ForeAthlete15J ・ForeAthlete225J ・ForeAthlete620J |
ガーミンフォアアスリートAthlete945のAmazon販売価格は66,436円(記事作成時)で修理費が19,500円です。
ベストセラーの230Jは販売価格が15,673円、修理費用は14,100円となり、バッテリー交換や修理費用が高額な事がわかります。
修理のサービスが終了予定のモデルや、終了してしまったモデルもありますので、自分のガーミンウォッチは期間内かどうかを確認しておきましょう。
また、別のモデルが見たい場合は以下のリンクから、ガーミン公式サイトに行き、「製品カテゴリー」から使っているガーミンウォッチのカテゴリーを選ぶと、使っているモデル名と料金が出て来ます。
修理には保証書が必要
通常使用していたガーミンウォッチが壊れ、本体修理を申し込む際は保証書が必要になります。
故障部品の交換は無償で行われる保障期間は1年間ですが、保障期間が切れていたり、保証書がない場合は一律の料金がかかりますので注意しましょう。
修理にかかる発送料は顧客負担
バッテリー交換や修理、点検の際などに発生するガーミンウォッチの発送料金は保証書の有無に関わらずこちら負担になりますので注意が必要です。
また、225Jや935などモデルに関わらず、ガーミン購入時の保証書がないと全て有償での対応となります。
修理費用は一律価格
ガーミンウォッチは225Jや935など、モデルによって修理料金が定められています。
金額もモデルによって1万円以下から3万円以上までと幅があり、修理不可の場合は新品との交換という事になります。
また、バッテリー交換にもこの修理料金と同額負担となります。
ガーミンの電池・バッテリー交換 修理に出すタイミング
今回、電池交換のやり方を紹介していますが、ガーミンウォッチの電池交換を自身でやるのはあまりおすすめはできません。
ガーミンの電池交換は普通の時計に比べ難易度が高く、用意しなければならない道具が多い上に、無事に交換を終えられたとしても防水性が殆ど失われます。
また、ガーミンウォッチの電池交換は間違えると最悪、発煙や発火をする場合もあるので、電池交換をやる際は自己責任で行って下さい。
電池の入手
- 海外サイトから購入
- リチウムイオン電池を扱っている会社へ問い合わせてみる
バッテリーにリチウムイオン電池を使用しているガーミンウォッチは、新品の電池を手に入れるのも簡単ではありません。
ガーミンウォッチに使われている電池型番を調べ、海外サイトから購入するか、個別にリチウムイオン電池を販売している会社に問い合わせてみましょう。
用意する道具
- ガーミンウォッチ(壊れてもいい前提)
- 新品の電池
- 半田ごて
- ビニールテープ(絶縁用なので絶縁性が高い物)
- T型トルクスドライバー(動画では恐らくT-5サイズ使用)
- 配線皮むき用の道具(※配線で圧着する場合必要・今回は使用していません)
以上が必要な物となり、中でもトルクスドライバーと半田ごては必須になります。
配線剥きに使う道具はワイヤーストリッパーやニッパーではなく、カッターでも可能ですが怪我をする恐れもありますので、注意しましょう。
電気周りを弄るので、静電気対策の道具などもあると良いですよ。
バンドを外す
まずはガーミンウォッチからバンドを外しましょう。
外さなくてもバッテリー交換可能ですが、無い方がやりやすさが上がります。
ガーミンウォッチはバンド交換する際にも、トルクスドライバーを2本使用するモデルがあります。
(※例:ForeAthlete935の場合)トルクスドライバー(T6)を使用して、1本で片側のネジを固定して、もう片方でネジを回せば外せます。
裏蓋を外す
トルクスドライバーを使い、ビスを外し裏蓋を取り外します。
ビスを外した際、モデルによってはOリング、ワッシャー(座金)のような物もありますので、しっかりと管理しておきましょう。
他にも裏蓋を外した時、不安ならスマホで写真を撮っておくと便利かもしれません。
裏蓋を外し、中にある配線を慎重に外しましょう。
電池交換
動画のように取り付けられているバッテリーから、半田ごてを使い新しいバッテリーに交換をします。
半田ごての熱で基板をダメにしないよう、新たな電池を取り付けましょう。
絶縁してから元に戻す
バッテリーの交換が終わったら、使われていたテープか新しい絶縁用テープを使用して絶縁処理を施して配線を元に戻しましょう。
蓋を外した時に写真を撮っていれば、元通りにしやすいので慣れない作業をする際におすすめです。
電池交換の注意点
ガーミンウォッチのバッテリー交換は、普通の時計の電池交換と違いリスクも大きいです。
ここからはガーミンウォッチのバッテリー交換に関するリスクをいくつか紹介しますので、自分で交換してみようか悩んでいる人は一度目を通して考えてみて下さい。
メーカーはセルフ交換不可としている
ガーミンはこの電池交換をセルフで行う事を不可としています。
ガーミンウォッチの保証は当然無効になってしまいますし、電池交換しようとした際の何かが原因で壊れたとしてもそれ以降サポートを受ける事はできないでしょう。
傷や故障の原因にも
ガーミンウォッチの電池交換にはリスクが多くあります。
作業が不慣れな人なら力が入りすぎ、勢い余って怪我をしたり、基盤を傷つけて故障を指せてしまう事もあります。
他にも配線処理をミスしてしまうと最悪発火する事もあり、リスクは多く様々です。
そういったリスクを回避できたとしても、電池交換前と同じ様な防水性は期待しない方が良いでしょう。
水が浸水すれば今度は漏電の恐れもありますので、電池交換を行うのは自己責任の範囲で行いましょう。
ガーミンの電池・バッテリー交換は延長保証に入っておくと安心
ガーミンにはランニングウォッチを始め、様々なスポーツ向けに多種多様なモデルがあります。
どのモデルも便利な機能が増えると共に値段も上がり、最近では10万円を超えるモデルもあったりと、ウェアラブル端末として高価な物も増えてきました。
ガーミンウォッチは身に着けて生活を共にする端末なので、長く愛用する為にもここでは延長保証をおすすめしています。
ここからは、延長保証のお得さについて説明をしていますので、ガーミンウォッチを新たに購入する人は一度目を通しておく事をおすすめします。
保証がないと修理費用が高くつく
ガーミンウォッチの修理料金は高く、ガーミンアスリートはモデル別に送料+1万円から3万円となっています。
購入時の価格が高い物でも安い物でも、モデル別にかかる費用は決められていて非常に高額な料金が発生してしまいます。
金額が安いモデルなら、新しい奴に買い替えるという選択肢も出てくるでしょう。
ですがForeAthlete945やFenixモデルのような高価なモデルは買い替えるというのも簡単ではありません。
そこでおすすめなのは延長保証です。
延長保証とは?
ガーミンの保証期間は1年、ですがこれは延長する事ができます。
ガーミンのバッテリー寿命などを調べてみましたが、明確な記載されてはいなくとも大体2年を迎える頃になると劣化している人が多いです。
不具合が起きても1年が過ぎていたら高い修理費を出す事になりますが、延長保証は期間が5年となっています。
延長保証は購入時の金額が高ければ高いモデルほど有効です。
購入してから5年の間は使っている内に壊れたり、不具合で使えなくなったりしても、割安で修理や新品への交換対応なども行ってくれるのでお得になります。
時計の購入時に5年の延長保証が選べる
ガーミンウォッチの商品を見ていると、「5年延長保証購入可能」という文字を目にした事があると思いますが、延長保証は選択できます。
欲しいモデル名と5年延長保証を検索して、保証を選択できるサイトで購入した方が安心して、長いを気兼ねなくガーミンウォッチを使えるでしょう。
ガーミンの電池・バッテリー交換は自己責任で行おう
今回紹介したガーミンウォッチのバッテリーの交換は必要な技術や知識があり、道具も揃っているという人以外はガーミンサポートに連絡をして、通常の修理対応をしてもらった方が時間の節約にもなります。
バッテリーの稼働時間が短くなり、トレーニングの際に不便を感じたらお早目にサポートセンターに問い合わせてみましょう。
2020/9/22調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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