腕時計の電池交換にかかる料金は？相場と専門店と専門店外の料金比較

「腕時計の時間がだんだん合わなくなってきた」「腕時計が動かなくなっていた」というあなた、そろそろ電池交換のタイミングです。

そこで今回は、腕時計の電池交換にかかる料金相場について、専門店に依頼する場合とそれ以外の店舗に依頼する場合に分けて解説していきます。

また、電池交換できる腕時計とできない腕時計についても解説します。

それでは、まず、腕時計専門店に電池交換を依頼する場合の料金について解説します。

腕時計の電池交換を専門店に依頼する場合、一般的なお店では、1,000円程度が料金相場とされています。

値段の内訳は、電池自体の料金と部品交換にかかる技術料・手間賃などです。

ただし、交換後の専門テストまで行う店舗が少ないため、防水機能を備えた腕時計の防水性が落ちてしまう、という可能性もあります。

高級ブランドの腕時計などを扱う専門店に依頼する場合、2,000円からが料金相場とされています。

料金は高めですが、電池交換後の専門テストを行うところも多いです。

防水性が落ちるのが不安だという方は、専門店のグレードを上げてみると良いでしょう。

ただし、国内メーカー、海外メーカー、ブランドなどで料金を細かく分けている場合もあるので、詳しい料金体系は店舗に問い合わせることをおすすめします。

腕時計メーカーに依頼する場合は、3,000円からが料金相場とされています。

他の店舗に比べると値段が高めに設定されていますが、安全性に関してはメーカーへの依頼がもっとも信頼できます。

また、万が一電池交換が原因で動かなくなっても保証してくれるので安心です。

ただし、多くのメーカーでは、即日交換には対応していません。

ここからは、腕時計専門店以外に電池交換を依頼した場合の料金目安について解説します。

ヨドバシカメラで依頼する場合は、1,000円前後からが基本料金となっています。

最短10分で電池を交換してもらえるので、急ぎの用事で腕時計が必要だという場合の駆け込み寺として利用できます。

また、ヨドバシカメラのポイントを使うことができるので、普段ポイントを貯めている方にもおすすめです。

腕時計の電池交換をカインズホームに依頼する場合は、1,000円前後からが料金相場とされています。

国内メーカー、海外メーカー別の料金体系が組まれています。

DIESELなどのような海外メーカーのファッション時計の場合、電池交換の料金が1,000円以下で済む場合もあります。

腕時計の電池交換をビックカメラに依頼する場合は、国内メーカーなら1,030円から、海外ブランドは1,630円からが料金体系となっています。

細かい料金は、ブランドごとに異なるため、より詳しく知りたい方は店舗への問い合わせをおすすめします。

また、腕時計の電池交換は、ポイント対象外のため注意が必要です。

ここからは、腕時計の電池交換ができるおすすめの専門店を5つ紹介します。

それぞれの店舗の特徴を比較し、自分にあった店舗を選んで電池交換を依頼してみましょう。

ザ・クロックハウスは、腕時計の販売とメンテナンスを専門的に行うチェーン店です。

有名メーカーの腕時計はもちろん、プライベートブランドの腕時計まで、多岐にわたる種類を取り揃えています。

ザ・ロックハウスの特徴は、メンテナンスに力を入れていることです。

「店頭で短時間で修理する」というサービスをいち早く取り入れて実践しています。

ちなみに、ロゴマークの「1964」は設立年ではなく、創業者が企業構想を練った年を表しています。

ザ・クロックハウスで電池交換を行う場合の料金体系は、レギュラー（国内ブランド）が1,480円から（税別）、ハイグレード（海外ブランド）が1,980円から（税別）です。

3年電池容量保証が設けられているのも魅力的です。

3年電池容量保証があるため、電池交換後に電池が原因で腕時計が止まってしまっても、交換時の保証書を持参すれば無料で電池交換をしてもらえます。

全国に展開しているため、安心して利用ができます。

ウォッチホスピタルは、腕時計修理サービスを専門に行うチェーン店です。

店舗だけでなくWEB・郵送でもやり取りができるため、わざわざ足を運ばなくても修理を依頼することができます。

ウォッチホスピタルは、時計の「修理」だけでなく、「故障の予防」サービスにも力を入れていることが特徴的です。

何世代にもわたって時計を受け継ぐためのサポートをしてくれます。

ウォッチホスピタルで腕時計の電池交換を依頼する場合の料金体系は、国産ブランドが1,000円から、海外ブランドが2,000円からとなっています。

ただし、電池交換に特別な工具が必要になる場合や、防水テストを行う必要がある場合には、4,000円からに料金が上がります。

加えて、WEB申し込みの場合、電池交換のみだと別途送料がかかります。

東京都内に集中している店舗ですが、全国の方に利用してもらえるようにWEBからの申し込みにも力を入れています。

比較的良心的な値段で電池交換がしてもらえます。

宝石・時計 いのうえは、福岡県を中心に宝石や腕時計の販売、修理を行うお店です。

宝石・時計 いのうえは、腕時計の電池交換や時計修理、メンテナンスに力を入れていることが特徴的です。

また、お客様一人ひとりに専任スタッフが付き、それぞれのイメージに合った、かつ値段・品質ともに満足できる宝石選びをサポートしてくれます。

宝石・時計 いのうえに腕時計の電池交換を依頼する場合の料金体系は、1,500円からとなっています。

ただし、同じブランドでも、革ベルト・ステンレスベルトの違いなどで料金が細分化されています。

なお、状況によっては翌日以降のお渡しになる場合があります。

「中州川端駅」から徒歩2分の立地の良い場所にあるため、仕事帰りなどでも足を運びやすいでしょう。

でんちこは、腕時計の電池交換サービスを行うオンライン専門の腕時計専門店です。

でんちこは、即日対応ではありませんが、申し込みはWEB上から、やり取りは郵送で完結するので、電池交換のためだけになかなか店舗に行けないという方におすすめです。

ちなみに、東京都品川区にでんちこが運営する実店舗があります。

大変安い値段で電池交換をしてくれるため、値段にこだわる方におすすめの店舗です。

なお、これとは別に郵送にかかる料金が別途発生するので注意しましょう。

また、上記の項目で紹介している値段は、実店舗での電池交換の値段とは異なっています。

電池交換やベルト調整など急ぎの方は、ぜひ、実店舗を利用してみましょう。

依頼から約15分というスピードで修理が可能なため便利です。

ドクターウォッチは、腕時計の修理・電池交換・ベルト修理などのサービスを提供する、オンライン上の腕時計専門店です。

ドクターウォッチの特徴は、腕時計のメンテナンスを細かく行ってくれるところです。

メーカー基準の質の高いメンテナンスを行っており、ただ電池を交換するだけでなく、動きの測定や電池の残量チェックなど、腕時計が動かない原因を詳細に調べてくれます。

ドクターウォッチで腕時計の電池交換を依頼する場合の料金体系は、2,500円からとなっています。

「ブランド」「時計の種類」「オプションを付けるかどうか」などの要素によって、細かく料金が設定されているため、詳しくはホームページをご覧ください。

なお、電池交換に出した腕時計が再び手元に戻るまでには、7日間ほどかかります。

オンライン専門の腕時計専門店のため、実店舗はありません。

電池交換の値段は高めですが、しっかりとしたメンテナンスを行ってくれるため安心です。

それでは、ここからは電池交換が必要な腕時計の種類について解説していきます。

クオーツ式腕時計は、電池でモーターを動かして針を進めるため、電池交換が必要です。

機械式の腕時計に比べるとローコストで大量生産が可能なことから、現在の腕時計のスタンダードとなっています。

電池の寿命は、基本的には2～3年とされています。

クォーツ式腕時計でも、裏蓋が開けられないタイプの腕時計は電池交換ができません。

裏蓋が開けられないタイプは電池が取り出せず使い捨ての腕時計です。

名残惜しいですが、動かなくなれば処分するか、動かない状態で保存しておくかしかありません。

腕時計の中には、電池交換が必要ない種類もあります。

機械式腕時計は、ゼンマイを巻いて動く時計のため、電池交換が必要ありません。

現在主流のクオーツ式腕時計より先に開発され、主に高級ブランドの腕時計でこの仕組みを見ることができます。

ゼンマイが解けると動かなくなるため、定期的にゼンマイを巻く必要がある点には注意しましょう。

 ソーラー式腕時計は、太陽光をエネルギーに変えて針を動かす時計のため電池交換がいりません。

特に性能が良いものは、電波を受信して針を合わせてくれるため、時間合わせの手間が省けます。

値段は高くなりますが、電池交換の手間などが省けるのは助かります。

腕時計の電池交換のタイミングとメリットについて解説します。

腕時計の電池交換のタイミングは、針が止まったとき、もしくは時間が遅れはじめるなど、時計が通常の動きをしなくなったときです。

時計の針が止まったまま放置していると、中に入ったままになっている電池が液漏れしたり、内部モーターが動かなくなってしまったりすることが考えられます。

腕時計の寿命を縮める要因となるため、早めに電池を交換するようにしましょう。

腕時計の電池交換を定期的にすることのメリットは以下の3点です。

腕時計の電池交換をしておくことの最大のメリットは、腕時計が使い続けられることです。

大切に使えば、子どもや孫の代まで引き継ぐこともできます。

また、動かなくなった腕時計をそのまま放置しておくことは、故障の原因になるため定期的に交換しましょう。

高級クォーツウォッチは電池交換だけでなく、定期的な修理やオーバーホールなどのメンテナンスが必要です。

修理店にお任せする場合、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことが何よりも大切です。

そこで今回は、腕時計の電池交換店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、電池交換の料金などを解説していきます。

腕時計の電池交換のおすすめ店を比較表にしてまとめました。

お店によって料金が異なるので要チェックです。

千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。

メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。

メーカーや腕時計の状態によって差があるようです

オーバーホールなどのついでに電池交換される方が多いので電話もしくはサイト内問い合わせから相談が必要です。

定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。

千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。

下記リンクにて無料宅配キットを申し込むと梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。

追加料金なしの安心見積もりが魅力のリぺスタは、ロレックス・オメガなど外国産だけでなくセイコー・シチズンなどの国産ブランドが得意なお店です。

豊富な修理経験を誇るリぺスタは、ホームページに掲載のないブランドや他店で断られたメーカーの見積もりにも対応しています。

腕の良い職人が手掛けるオーバーホール&電池交換なら、思い出の古い腕時計が新品同様に蘇ります。

リぺスタでは見積もり時に内部をくまなく調査し、湿気や回路の不良を丁寧に見極めてくれます。

クォーツ時計は電池交換だけを行っても、時間が遅れるなどの不具合が現れやすいため、数年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。

国産ブランドやカルティエなどのクォーツモデルは、オーバーホールと電池交換で2万円台からと良心的な価格が魅力です。

リぺスタは50万円を超えるような、高級クォーツモデルの修理例が豊富です。

国家資格である1級時計修理技能資格をもつ職人が多数在籍し、各職人が得意なブランドやメーカーの修理を担当します。

リぺスタの得意分野に特化した分業体制は、顧客満足度の高さにつながっています。

修理・電池交換の見積もり依頼は、リぺスタ公式サイトからスマホだけで完結します。

申し込みフォームは非常にわかりやすく、スマホ操作が苦手な方でもスムーズにできるでしょう。

もう動かないとあきらめているクォーツウォッチをお持ちなら、一度リぺスタで無料見積もりを依頼してはいかがでしょうか？

外国ブランド修理のプロフェッショナルのシエンは、最短で3週間という業界屈指のスピーディーな納期が特徴のお店です。

”新品仕上げ”に自信があるシエンは修理とは別の職人がポリッシュを担当、別料金ながら電池交換と一緒に依頼する方が多いです。

気になる修理体制は元ロレックスの技術者や有名メーカー出身者など、腕時計に精通した職人が揃っています。

海外ブランドの電池交換を数多く手掛けるシエンでは、オーバーホールと電池交換のセットが一番人気です。

シャネルやカルティエなどの人気ブランドに代表される、舶来クォーツの修理に定評があります。

見積もり時に腕時計の状態をきちんと説明してくれるため、納得して電池交換を依頼できます。

シエンの得意ブランドはどちらかというと舶来ブランドです。

修理を手掛けるメーカーの幅を広げずに、海外製のブランドなど普遍的な価値をもつ腕時計に特化することで、より高い精度での修理・電池交換を目指しています。

サイトの使いやすさにこだわるシエンでは、修理依頼時の手順を写真付きで解説しています。

宅配修理が初めての方にもわかりやすいと評判です。

大切な腕時計を腕の良い職人に頼みたい、レベルの高い新品仕上げを依頼したい方は、ぜひシエンの無料見積もりを利用してみましょう。

ここからは、腕時計のオーバーホールと一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。

扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。

ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円～5,000円です。

高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。

腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。

おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円～、ミネラルガラスが10,000円～、 サファイヤガラスが15,000円～です。

「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。

研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。 

電池交換と一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。

修理店に電池交換を依頼する際は、郵送の可否をあらかじめ確認するとよいでしょう。

いつまでも大切に使っていきたい腕時計だからこそ時を止めたくはありません

信頼する店舗を探してなんでも相談できるパートナーを見つけましょう。

クオーツ式腕時計など、電池で動くタイプの腕時計は、定期的に電池を交換しておくことが長持ちの秘訣です。

腕時計は大切に使うと何世代にもわたって受け継げる宝物になります。

そのため、定期的な電池交換で少しでも長く時計を楽しめるようにしましょう。

2020年11月17日調査