【腕時計】ベルトの外し方は簡単?付け方や交換方法も徹底解説!
腕時計のベルトの外し方は仕組みさえ知ってしまえば以外と簡単にできます。しかし自分で時計を微調整したことがない人だと壊したり傷をつけそうで怖いと感じる人も多いと思います。今回は腕時計のベルトの外し方や仕組みなどを解説していきます。
目次
腕時計のベルトはどうやって外せばいい?付け方は?
腕時計には、ベルトを固定するために「バネ棒」という部品が使われています。
このバネ棒を「バネ棒外し」という道具を使って、取り外す事によってベルトも外れる仕組みになっています。
しかしバネ棒の部分はいくつかパターンやコツがあり、外し方が変わってくるのです。
腕時計のベルトの仕組み
腕時計のベルトの仕組みは、バネ棒という部品で時計部分とベルトを固定しているというものになります。
このバネ棒という部品は時計によってサイズが変わるので紛失しないように注意が必要です。
バネ棒でセットされている
腕時計のベルトはほとんどの腕時計がバネ棒という部品で取り付けられています。
バネ棒は見た目はただの小さい棒のように見えますが、棒の中にはバネが入っており両先端が伸縮できるようになっています。
この伸縮を使うことで穴に上手くはまり、ベルトと時計をつなぎとめているのです。
腕時計によってバネ棒のサイズは違う
セットされているバネ棒は腕時計によって使われているサイズが違います。
ラグの幅によってバネ棒の大きさが変わるので取り外す時に紛失しないように注意しましょう。
ベルトにバネ棒をセットする穴がある
腕時計のベルト部分には革でも金属でもバネ棒を通すための穴があります。
バネ棒は1.2~1.8mm程度のサイズなのでベルトの穴も小さいものになります。
大体が元からついているバネ棒を再使用するという形になりますが、失くしてしまったりすると取付けることができなくなるので注意が必要です。
バネ棒の両端は腕時計のラグに刺さる
バネ棒の両端は腕時計のラグ部分の左右両端に開いている穴に刺さることで時計とベルトを固定します。
ラグの穴は内側にしか穴が開いていないタイプの物と穴が貫通しているタイプの物とがあり、穴のタイプがどちらかによって少し外し方や使う道具が変わってきます。
バネ棒を外すにはバネ棒外しが必要
バネ棒を外すためにはバネ棒外しという道具が必要になります。
バネ棒外しにもいくつか種類がありますが、代表的なのは先端が2つに分かれているY字型のものと先端が分かれていないI字型の2種類になります。
腕時計のベルトの外し方│ラグに穴あり
ラグの穴が貫通している場合、ラグの外側の穴からバネ棒外しを押し込むことができるのでI字型の方を使用します。
ラグの穴が貫通している場合は比較的簡単にバネ棒を外すことができます。
ラグの穴にI字型のバネ棒外しを押し込み、バネ棒が穴から外れた時にベルトをゆっくり引き抜くことで外すことができます。
使用するのはバネ棒外しの棒状の方
ラグの穴が貫通している場合はバネ棒外しの先端が棒状の方、I型を使用します。
ベルトの外し方の手順
ラグの穴が貫通している場合のベルトの外し方としては、外側の穴からI字型のバネ棒外しを差し込んでベルトをゆっくりと引き抜くという手順になります。
①バネ棒外しの棒を差し込む
ラグの外側の穴からバネ棒外しを差し込みます。
差し込む時は時計やラグ部分に傷をつけないように落ち着いて丁寧に作業しましょう。
バネ棒外しを差し込むことでバネ棒の棒が圧縮されて穴からバネ棒が外れます。
②ベルトを引き抜く
ラグの穴にバネ棒外しを差し込んでバネ棒を縮ませたら、ゆっくりとベルトを時計から引き抜きます。
この時も慌てたり雑に引き抜いてしまうとバネ棒が飛び跳ねて紛失してしまう可能性があるので身長に行いましょう。
腕時計のベルトの外し方│ラグに穴なし
次にラグに穴が開いていない、貫通していない場合のベルトの外し方は、Y字型のバネ棒外しを使用します。
穴が貫通していないので、ベルトは左右どちらかに寄せて、バネ棒が見えるようにしましょう。
使用するのはバネ棒外しのY字状の方
ラグの穴が貫通していない腕時計の場合はY字型のバネ棒外しを使用します。
Y字型を使用する場合はI字型を使用する時より作業が難しいので腕時計に傷がつかないようにセロハンテープなどで先に保護しておくといいでしょう。
ベルトの外し方の手順
ラグの穴が貫通していない場合は、バネ棒外しをベルトとラグの間に差し込みバネ棒を引っ掛けながら圧縮して、ベルトを引き抜くという手順になります。
①バネ棒外しのY字形状を差し込む
Y字型のバネ棒外しをベルトとラグの間に差し込みます。
この時に差し込みやすいようにベルトを左右どちらかに寄せておきましょう。
寄せるとバネ棒が少し見えますので、そこにバネ棒外しを差し込んで引っ掛け部分にY字になっている部分を引っ掛けてバネを縮めていきます。
②ベルトを慎重に引き抜く
バネ棒を十分に縮ませたらゆっくりとベルトを引き抜きます。
引き抜いた後もゆっくりとバネから力を抜いてください。
外し終えた後に急にバネを話してしまうとバネが飛んで行ってしまうのでベルトを取り外したあとも油断しないようにしましょう。
腕時計のベルトの付け方
次に腕時計のベルトの付ける手順を紹介します。
ベルトを取り付ける場合はY字型のバネ棒外しを使用し、安定して取付け作業を行うために時計は裏返してから作業をするようにしましょう。
後はバネ棒外しを使ってバネ棒を両端の穴に差し込んでいきます。
使用するのはバネ棒外しのY字状
ベルトを取り付ける場合はラグの穴が貫通しているタイプも貫通していないタイプもY字型のバネ棒外しを使用します。
I字型のバネ棒外しではバネの部分を縮ませる事が困難なのでY字型のバネ棒外しを使うようにします。
ベルトの付け方の手順
ベルトの付け方の手順として、腕時計を裏返しに置いた後にY字型のバネ棒外しを使ってバネ棒を両端のラグの穴に差し込んでいきます。
Y字型のバネ棒外しは先がとがっている物が多いので腕時計に傷をつけそうで不安な人はセロハンテープやビニールテープなどで時計周りをカバーしておきましょう。
①腕時計を裏返しに置く
ベルトを付ける前に腕時計は裏返しに置いておくと手元が安定するので取り付け作業がしやすくなります。
また、裏返しにおくと時計のガラス面に傷がつく恐れがあるので、布などを敷いた上に腕時計を置くようにしましょう。
②バネ棒の片側を差し込む
バネ棒の左右どちらか片方をラグの穴に差し込みます。
ベルトを着けている状態でバネ棒が見えづらい時はベルトを左右どちらかに寄せて、バネ棒をむき出しにして穴に差し込みましょう。
③バネ棒の反対側を押し込む
バネ棒の片方を差し込むとバネ棒の方がラグの幅より長いので、跳び出たような形になります。
飛び出た部分をY字型のバネ棒外しを使って縮ませてラグの穴に押し込んでいきます。
押し込んでいる時に力任せに入れてしまうとラグに傷をつけてしまう可能性があるので、慎重に押し込んでいきましょう。
簡単に腕時計のベルトが交換できる方法
ベルト交換はラグ穴が貫通タイプの時計だと比較的簡単にできますが、ラグ穴が貫通しておらずY字型のバネ棒外しを使う場合は慣れている人や手先が器用な人でないと少々難しい部分もあります。
その場合はY字型のバネ棒外しではなく、ピンセットでつまむような感覚でバネ棒を外すことができる両掴み式バネ棒外しを使用するという手もあります。
両掴み式バネ棒外しを使う
バネ棒外しにはI字型とY字型以外にも両掴み式タイプの物があります。
ピンセットのような形状をしており、バネ棒の両端をつまめるようになってるのでバネが縮みベルトがY字型タイプの物を使うより外しやすくなります。
イージークリックを使用する
腕時計にはイージークリック型というバネ棒外しを使用しなくてもベルト交換ができるタイプの物もあります。
イージークリックタイプの物はベルトの先端に丸い突起物がついています。
その突起物を内側に引くことでバネ棒のバネ部分が縮まりベルトを外すことができるという仕組みになっています。
腕時計のベルトの付け外しに必要な道具
腕時計のベルトを取り外すのに必要な道具であるバネ棒外しは様々なメーカーが商品を出しています。
どのようなバネ棒外しがあるのかメーカーごとに特徴をまとめて紹介します。
明工舎 バネ棒外し
明工舎が出しているバネ棒外しになります。
この商品1つでY字型とI字型がついているので、どのタイプの時計でもベルト交換が可能です。
明工舎 バネ棒外しの商品情報
明工舎のバネ棒外しは片方がI字型で反対側がY字型という1本で2つの性能を持つバネ棒外しになります。
持ち手の部分も網状に飾られており、滑り止めの役割を果たしてくれます。
また明工舎のバネ棒外しは品質保証もされているので、届いた時に不具合があればすぐに対処してくれる商品でもあります。
価格(楽天) | 780円 |
材質 | ステンレススチール |
サイズ | 幅0.8mm/長さ5.6mm |
11Straps バネ棒外し
11Straps が出しているバネ棒外しは本格的な仕様で低価格なので、ベルトの交換をよくする人にはお得な商品になっています。
11Straps バネ棒外しの商品情報
11Straps のバネ棒外しは安価なのはもちろん、本格的な仕様で低価格になっているので非常にお得なところがポイントです。
さらに滑り止め加工や、替え先が用途に合わせて替えられるのでとても便利なところも人気の理由になっています。
価格(楽天) | 1,000円 |
材質 | ステンレススチール |
サイズ | 長さ135mm |
EMPIRE バネ棒外し
shopdpのバネ棒外しは両掴み式になります。
ピンセットの容量でバネ棒をつまむことができるので比較的簡単にベルトの交換を行うことができます。
EMPIRE バネ棒外しの商品情報
EMPIREバネ棒外しは先端のY字型I字型部分の大きさも変えられる仕様になっています。
バネ棒に差し込む穴が小さくても大きくても先端を取り替えることが可能なので、様々な腕時計のベルト交換に対応できます。
価格(楽天) | ー |
素材 | ステンレススチール |
付属品 | 替え先6本 |
バネ棒
ベルトの交換時にバネ棒が飛んでしまって紛失することはよくあることです。
バネ棒がないとベルトを取り付けることができませんので、あらかじめバネ棒だけを購入しておくと安心してベルト交換ができます。
バネ棒の商品情報
バネ棒は腕時計によってサイズが変わっていきます。
紹介しているバネ棒は8mm~25mmまでのサイズが揃っており、幅広く腕時計に対応できます。
価格(楽天) | 458円 |
材質 | ステンレススチール |
サイズ | 8~25mm |
おすすめのバネ棒外し・バネ棒一覧表
商品名 | 明工舎 バネ棒外し | 11Straps バネ棒外し | EMPIRE バネ棒外し | CES STORE バネ棒 |
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特徴 | ・1本で2つの性能 ・品質保証付き ・ステンレススティール | ・用途に合わせ付け替え ・低価格で本格派 ・ステンレススティール | ・両掴みで使いやすい ・先端取り換え可能 ・ステンレススティール | ・8~25mmのバネ棒セット ・ステンレススティール |
商品リンク | 楽天(¥780) | 楽天(¥1,000) | 楽天 | 楽天(¥458) |
腕時計ベルトを自分で着脱するなら慎重に
腕時計のベルトの交換は慣れている人からすれば簡単な作業です。
しかし初めてベルト交換を行う人や、手先が不器用な人だと大事な時計を傷つけてしまう可能性があります。
傷をつけないように防止することもできますが、まず丁寧に扱う気持ちで慎重に作業を行うように心がけることを意識しましょう。
2020年11月11日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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