腕時計のベルト調整を自分でやる方法を3つのSTEPで紹介!【動画解説あり】
新しく時計を購入したときなどに、自分でベルトを調整したいと思うことはありませんか。ただ自分でベルトを調整するのは、難しそうなので挑戦できないと考える人もいるでしょう。今回は初めての人でもできる、時計のベルトを自分で調整する方法を紹介します。
目次
腕時計のベルトを自分で調整したい
腕時計のベルトのサイズを自分で調整したい方は必見です。
仕事や家事などで時計店に足を運ぶ暇がないという方のために、今回は、腕時計のベルトを自分で調整する方法を紹介します。
初めて挑戦する方でも簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ、チェックしてみましょう。
自分で腕時計を調整する前にベルトの種類を確認
腕時計のベルトには、大きく分けて3種類あります。
金属や革など材質はさまざまです。
さらに、ベルトの作りにもいくつかの種類があるので紹介します。
スライド式の腕時計
ベルトを金具で留めるタイプです。
固定部分を軽く緩めると、ベルトがスライドする仕組みです。
金具は固定されているので、きつかったり緩かったりするときは、工具などで調整する必要があります。
ピン式の腕時計
ピン式と呼ばれる腕時計には、「割ピン式」「Cリング式」「丸ピン式」の3種類があります。
種類によってベルトの調整方法は異なり、また使用する工具も違います。
それでは、それぞれのピン式の特徴を紹介します。
割りピン式
割りピン式は、細いピンでコマの連結部分をつなぎベルトを構成しています。
長さを変えたいときは、コマの連結部分に差し込まれているピンを工具などで外し、ベルト調整していきます。
比較的簡単な方法のため、初心者でも安心して行えます。
Cリング式
Cリング式は、細いピンとコマの内部にあるCリングでベルト構成しています。
Cリング式の腕時計は、割れ目の無いピンが使用されていることが特徴的です。
ただし、割ピンでも年季が入ったものや、塗装などのより割れ目がないものもあるため注意しましょう。
丸ピン式
他のピンよりも大きくて丸い形のピンを使用しているのが、丸ピン式腕時計です。
丸ピン式は、丸ピンをコマの連結部に差し込む仕組みです。
ネジ式の腕時計
腕時計ベルトのコマをネジで留め繋げたものがネジ式腕時計です。
ベルを横から見ると、連結部分に割れ目のあるネジが見えます。
ただ、割りピン式と似ているので、なかなか見分けにくいかもしれません。
板バネ式の腕時計
板ピンとも呼ばれる板バネ式の腕時計は、ベルトの連結部分の横から薄い板状のシートが入っているところが見えます。
他のピンに比べて、見分けやすいことが特徴です。
ドレスタイプ式の腕時計
レディース腕時計に多く見られるドレスタイプは、ベルト部分は時計によってさまざまなデザインです。
細いタイプから装飾的なデザインのタイプまで幅広いため、自分で調整することが難しいものもあります。
革ベルト式の腕時計
革ベルト式の腕時計は、革ベルトに自分で穴を空けるだけで簡単に調整できます。
ただし、革の種類や状態によっては、ベルトを傷めてしまうケースがあります。
腕時計のベルトとして使われている革の種類は数多くあるので、自分で調整をするときは、十分に注意して行うことが大事です。
自分で腕時計ベルトを調整する方法一覧
自分で腕時計を調整する方法を一覧でまとめました。
それぞれの方法に動画と詳しい説明を添えました。
ぜひ、挑戦してみましょう。
スライド式の腕時計の調整方法
自分でスライド式腕時計のベルトを調整する方法を動画とともに説明していきます。
分からないところがあったら、繰り返し動画をチェックしてみましょう。
STEP1:用意するもの
スライド式の腕時計のベルトを調整するのに必要なものは、「マイナスドライバー」と「セロテープ」です。
ホームセンターやダイソーなどどこでも手に入るものを使います。
STEP2:ドライバーでロックを解除する
スライド式腕時計のベルト調整は、金具でベルトを固定してあるので、金具を解除することから始まります。
マイナスドライバーで金具のロック部分を持ち上げて解除します。
次に、金具が外れないように、ベルトの先端にセローテプを貼りストッパー代わりにします。
STEP3:腕に時計を合わせてサイズ調整
腕に時計を合わせて、自分の適正サイズのところに金具を持ってきます。
この時、指1本分の余裕があるときつくなりません。
STEP4:ドライバーで固定
自分のちょうどいいところに金具を持ってきて、マイナスドライバーで金具をロックします。
手でもロックはできますが、しっかりとロックをするためにマイナスドライバーを使用することをおすすめします。
ピン式(割りピン)の腕時計の調整方法
自分でピン式(割りピン)の腕時計のベルトを調整する方法を動画とともに説明していきます。
割りピンの向きに気を付けながら作業をしましょう。
STEP1:用意するもの
割ピン式腕時計のベルトを調整するには、「ペンチ」「ピン外し」の工具を使用します。
STEP2:割れ目を確認する
割れピンは片方に割れ目が付いているので、割れ目がどちら側にあるのか確認します。
割れピンは、割れ目のある方が膨らんでいる構造なので、割れ目がない方を押し出さないといけません。
割れ目のある方を押しても出てこないので注意しましょう。
STEP3:ピンを外す
ピンの割れ目の無い方にピン外しを当て、ハンマーで叩いてピンを押し出します。
STEP4:サイズ調整をして、ピンを入れる
ピンを外していき、自分のサイズに合う長さに調整した後は、ピンを入れてコマを固定させます。
また、割ピンは柔らかい材質でできているので、強く引っ張ることや押し曲げないようにしましょう。
ピン式(Cリング)の腕時計の調整方法
自分でピン式(Cリング)の腕時計のベルトを調整する方法を動画とともに説明していきます。
細かい部品が多いため、なくさないように気を付けましょう。
STEP1:用意するもの
高級時計にも使用されているCリング式腕時計を自分で調整するときには、「ピン外し」と「ペンチ」が必要です。
STEP2:ピンを抜く
ベルトの裏側に、ピンを抜く方向の矢印が刻印されています。
この矢印の方向にピン外しで押し出します。
STEP3:ピンを外す
ピン外しでピンを押し出し、ある程度出てきたらペンチを使って引き抜きます。
この時、力強くピンを引き抜くと、小さいCリングがどこかへ飛んでいくので気を付けましょう。
STEP4:長さを調整し、ピンで固定させる
ピンを外して、自分の丁度いい長さに調整できたら、再びピンで固定します。
Cリング式は、ピンをCリングが固定する仕組みです。
そのため、先にCリングを元の場所に入れていきます。
最後に、ピンをピン外しを使ってコマに入れていきましょう。
ピン式(丸ピン)の腕時計の調整方法
自分でピン式(丸ピン)の腕時計のベルトを調整する方法を詳しく説明していきます。
STEP1:用意するもの
ピン式腕時計のベルトを調整するには、「ピン外し」「ペンチ」「ハンマー」が必要です。
STEP2:丸ピンの位置を確認し、ハンマーで取り除く
まずは、ベルトの横から差し込まれている丸ピンを確認します。
確認したら、丸ピンにピン外しを当て、ハンマーでトントンと打ち抜きます。
STEP3:STEP2の作業をまた違う丸ピンの位置で行う
STEP2と同じ作業を隣の丸ピンの位置で行います。
ハンマーでピン外しをたたくと、少しずつピンが外に出てきます。
ペンチで挟めるくらいに出てきたら、そのままペンチで引き抜くとやりやすいです。
STEP4:丸ピンを打って繋げる
丸ピンを外しながら、自分の丁度いいサイズに調整していきます。
調整が済めば、またピンを入れながら繋いでいきます。
丸ピンを上手に入れるコツは、丸ピンがスムーズに通るようにコマのピンの通り道を真っすぐにすることです。
ネジ式の腕時計の調整方法
自分でネジ式の腕時計のベルトを調整する方法を詳しく説明していきます。
STEP1:用意するもの
ネジ式腕時計を自分で調整するには、「ピンセット」「精密ドライバー」の工具が必要です。
STEP2:ドライバーでネジを回しピンを外す
ネジ式ベルトの仕組みは簡単で、コマをねじで留めてあるだけです。
そのため、ネジをドライバーで回して外せば、すぐにコマのサイズを調整できます。
ネジの溝に合ったサイズのドライバーを使うと、万が一のときでも、時計を傷めることが少なくおすすめです。
STEP3:ネジを回しコマを繋げる
手元に合う長さにベルトを調整したら、ネジを外す作業を逆から行って、コマを繋ていきます。
しっかりと最後までネジを回すことが大事です。
板バネ式の腕時計の調整方法
自分で板バネ式の腕時計のベルトを調整する方法を動画とともに説明していきます。
STEP1:用意するもの
板ばね式腕時計のベルトを調整するには、「マイナスドライバー」「ピン外し」「ハンマー」「ペンチ」を使用します。
STEP2:あらかじめ外すコマの数を決めておく
板バネ式腕時計のベルトは、構造上から外すコマをどれくらいにするのか決めにくいので、あらかじめ大まかに減らすコマ数を決めておきます。
STEP3:板バネを抜いてコマを外す
コマに付いている矢印方向に突起物を動かし、板バネを抜きます。
突起物は小さいので、千枚通しなどを使うと作業がしやすいです。
STEP4:コマに板バネを入れて押し込む
板バネを抜いてサイズを調整したら、板バネを入れてしっかりと押し込んだら出来上がりです。
ドレスタイプ式の腕時計の調整方法
レディース時計に多いドレス式の腕時計のベルトは、さまざまな形態のものがあります。
その中でも、多く見られるクリップタイプについて紹介します。
STEP1:用意するもの
ドレス式腕時計を自分で調整するときは、「マイナスドライバー」が必要です。
STEP2:適したサイズに合わせていらないコマ数を確認
手元のサイズに合わせて、減らしたいクリップの数を決めます。
STEP3:中の突起を引き出し、コマを外す
クリップを外すには、突起部分をマイナスドライバーで押し上げます。
STEP4:腕のサイズに合わせてコマを繋げる
減らしたいクリップの数を外したら、手首のサイズに合わせてコマを繋ぎます。
革ベルト式の腕時計の調整方法
革ベルトを自分で調整する方法を紹介します。
STEP1:用意するもの
革ベルトの時計を自分で調整するときは、「レザーポンチ」「ハンマー」が必要です。
STEP2:等間隔で穴と穴の距離を測り、印をつける
きれいに仕上げるために、まずは、革ベルトの穴と穴の距離を測ります。
続いて、穴と穴との間隔が同じになるように印を付けます。
STEP3:レザーポンチをハンマーで叩き穴を開ける
自分の腕のサイズに合う印のところまでレザーポンチを当てて、ハンマーで叩いて穴を開けます。
腕時計ベルトを自分で調整する時に必要な工具一覧
腕時計のベルトを自分で調整するときに必要になる工具をまとめました。
ピンセット
腕時計のベルトを調整する工具に、ピンセットを使うことがあります。
ピンセットの先が尖っているため、主にピンやCリングなどの小さな部品を掴むために使用します。
1本使いやすいものを購入しておくと、工作や眼鏡の調整など幅広く使用できて便利です。
価格(楽天) | 1,683円 (税込) |
材質 | ステンレス |
決定的に良い!
評価:趣味の電子工作で使っています。ありきたりの中ではやや高級なピンセットを使っていましたが、先端がへにょへにょして使いづらいので同僚が仕事で使っているのをみて購入してみました。
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マイナスドライバー
25in1精密特殊ドライバーセットは、24種類のビットが入ったドライバーセットです。
T型や丸型、星型などいくつもの型が入っており、マイナスドライバーも複数収納されているので、ベルトのピンに合わせてドライバーを選ぶことができます。
価格(楽天) | 798円 |
ソケット長さ | (約)9.5cm(ビット未装着の状態) |
材質 | CR V(クロムバナジウム鋼) |
いざという時だ!!
評価:特殊な形をした工具までがセットに入っており、いざという時にとても便利!と、思っていたのですが、そのいざという時が来てしまいました!!
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ピン外し
ピン外しは、腕時計のベルトのコマを連結するために入っているピンを外すときに使う工具です。
ピン外しのおすすめはばね棒セットにばね部外しとピンセットが付属されている商品です。
調整時にばねを交換する場合には、このようなセット商品はおすすめです。
価格(楽天) | 3,980円 |
太さ | 1.5mm |
バネ棒のサイズにこんな種類があるなんて!
評価:最近愛用しているスマートウォッチを運動後に外した時にバネ棒が壊れてバックルが装着できなくなりました。Amazonでいろいろなサイズのバネ棒がセットで販売されていたので購入しました。
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ペンチ
ペンチは小さなピンを抜くときに大変役立つ工具です。
ペンチのおすすめは「アネックス(ANEX) ステンレス製 精密ラバーグリップヤットコ 標準タイプ 135mm No.251 」です。
この商品は、時計の他にアクセサリー作りなどのクラフト作業にも利用できます。
価格(楽天) | 1,452円 |
全長 | 135mm |
重量 | 50g |
材質 | ステンレス |
良い
評価:百均で済ませることもできるが、届くまでの時間待てるなら絶対にこちらを買うべき。すぐに不燃ごみになってしまうだろうから、百均や中国製の工具はコスパが悪い。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2O9Q2AKM7TZNZ/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B000T4D12Q
プラハンマー
プラハンマーは外したピンをコマに戻すときに使う工具で、ベルト交換の際に時計を傷つけにくい利点があります。
腕時計のベルトを調整するのにおすすめのプラハンマーは4点セットで販売されている製品になります。
このハンマーは重量がありながらも、片側がプラスチックなので、時計を傷めにくい特徴があります。
価格(楽天) | 1,650円 |
長さ | 約20.3cm |
あると便利
評価:時計を自分でいじる人には絶対おすすめ
精密ドライバー
大きさの異なるドライバーがセットになっている精密ドライバーは、どんな腕時計のベルトにも対応できるため大変便利な工具です。
精密ドライバーとプラスマイナスドライバーがセットになった「ベッセル(VESSEL) 精密ドライバーセット」は、さまざまなタイプの時計の調整に利用できます。
価格(楽天) | 1,090円 |
パッケージ重量 | 150g |
良いです。
評価:先に、ホームセンターで買ったメーカー不明の精密ドライバーでカメラレンズメンテナンス中にねじ頭をなめてしまい、昔、仕事で使っていたベッセル製の本品を購入しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2OV3640BN7VAL/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B000CED236
バンドホルダー
腕時計を固定してくれるバンドホルダーは作業がしやすくなるためおすすめです。
こちらのバンド調節代は腕時計をしっかりホールドしてくれるため、コマに傷をつけずに作業できます。
価格(楽天) | 3,326円 |
セット内容 | バンド固定台 ピン抜き×2本(スペアピン10本付き) |
あるとないとじゃ大違い
評価:腕時計を固定できるので、様々な作業時に楽になります。必需品
便利な工具セット
工具セットがあるといろんな工具が揃っているので一度に集中して時計修理ができるため大変便利です。
時計の修理や調整に必要な工具が一式揃っている「JOBSON™ 時計工具 セット PRO ( 15点 セット ) 」がおすすめです。
工具が一式揃っているのに、良心的な価格帯も魅力的です。
価格(楽天) | 5,280円 |
セット重さ | 約670g |
予想より全然良い
評価:予想を裏切り、仕上げ精度も全然良いですね。以前、購入した木目ケース入り工具は精度が悪く新品アストロンのバンド穴を傷つけてしまった。今回は3種類の太さのピン抜きが入っているので、いろいろなバンドに対応できると思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2JNVUJXSOWXIX/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01M3WJ9TM
自分でベルト調性をするときに必要な工具一覧表
工具名 | HOZAN ピンセット | Wotion 25in1精密 特殊ドライバーセット | edunamay バネ棒・ピンセット バネ棒外しセット | ANEX やっとこ | ブルースタイル 時計工具4点セット | ベッセル(VESSEL) 精密ドライバーセット | MURAKAMI バンド調整台セット | JOBSON(ジョブソン) 時計工具セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 | ||||||||
特徴 | ・尖った先端 ・小さな部品を掴みやすい | ・24種類のビット入り ・ベルトのピンに合わせて選べる | ・コマのピンを外す際に必要 ・バネ交換の際に便利 | ・握りやすいグリップ ・細かい作業に便利 | ・ピンをコマに戻す際必要 ・時計を傷つけにくい | ・大きさ様々なセット ・1つあれば多方面で活用 | ・腕時計の固定に必要 ・各段に作業がやりやすい | ・必要な工具一式セット ・良心的な価格 |
商品リンク | 楽天(¥1,683) | 楽天(¥798) | 楽天(¥3,980) | 楽天(¥1,452) | 楽天(¥1,650) | 楽天(¥1,090) | 楽天(¥3,326) | 楽天(¥5,280) |
自分で腕時計ベルトを調整するメリットデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・自分のタイミングで付け心地を調節できる ・自分の最適のサイズにできる ・腕時計の掃除を簡単にできる ・時計店に行かなくて良い | ・壊れたりする場合があるので自己責任 ・工具を買う必要が出てくる |
メリットは、簡単に自宅でできることです。
しかし、ベルト調整の作業に慣れていないと、時計を傷つけてしまったり、壊してしまったりするデメリットもあります。
メリット
自分でベルト調整をするメリットを詳しくみていきましょう。
メリットを知れば、腕時計のベルト調整をするときのモチベーションもアップします。
自分のタイミングで付け心地を調節できる
自分で腕時計のベルトを調整することで、その時に合ったサイズに調整できます。
体格が変わったり、ケガをしたりしてこれまでのベルトのサイズが合わないときには、自分ですぐに調整できれば便利でしょう。
自分の最適のサイズにできる
時計店にベルトの調整を依頼しても、必ずしも自分の希望通りのサイズになるとは限りません。
自分で調整できれば、自分の手元に心地よくフィットする好みのサイズに調整が可能です。
腕時計の掃除を簡単にできる
毎日のように腕時計をする人は、知らないうちに汗や汚れが付いていることもあります。
自分で腕時計のベルトを調整できれば、ベルトを分解しながら付着した汚れやごみをこまめに取り除くことができて清潔さを保てます。
時計店に行かなくて良い
自分で腕時計を直したい人の中には、時計店に行くのが面倒と言う理由の方もいるでしょう。
自分でベルト調整できれば、夜間や時計店が休みの日でも調整できます。自分の都合に合わせて、時間が空いた時にすぐにできる点は魅力です。
デメリット
次は、自分でベルト調整をするときのデメリットを詳しくみていきましょう。
デメリットを知れば、自分にベルト調整ができるかどうか冷静に考えることができます。
壊れたりする場合があるので自己責任
自分で腕時計のベルトを調整できれば、気が向いたらすぐに直せていいでしょう。
ただし、慣れない作業で時計に傷が付いたり、壊れてしまったりする可能性も高くなります。
長く使用するものや少し値段が張るものは、手間やお金がかかってもプロに依頼する方がいいかもしれません。
工具を買う必要が出てくる
腕時計のベルトを調整するのに、自宅にある工具で足りればいいですが、必ずしもそうとはいきません。
工具がないと直せないタイプのものもあるので、新たに購入する場合が出てきます。
自分でベルトの調整をすれば安上がりと考えている人は、工具を購入することを考慮するといいでしょう。
自分で腕時計ベルトの調整をする場合は慎重に行おう
時計のベルトを自分で調整する方法を紹介してきました。
修理に出す時間がない方や自分でベルト調整するのが得意な方にとって、自分でベルトを調整できると大変便利です。
ただし、工具を使用するのでケガをする可能性もあるため、くれぐれもケガをしないよう注意して時計のベルトを調整してください。
2020年12月15日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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